ユーザーインタビュー第1回目は、編集者として活躍される、藤野理沙さんにお話しを伺いました。藤野さんは自他共に認めるアート好き。これまで藤野さんが見てきた現代アート作品のお話しからインタビューは始まり、ANDARTの共同保有サービスを利用して感じた共同保有の面白さと今後の期待をお話しいただきました。

藤野 理沙さん

株式会社INITIAL (株式会社ユーザベースグループ)勤務。

外資系運用会社にてファンドマネージャーとして日本国内の成長株投資やベンチャー投資に従事した後、現在の株式会社INITIALに入社。コンテンツチームにて編集者としてスタートアッププラットフォーム「INITIAL(イニシャル)」にて、スタートアップの世界をオープンにわかりやすくするために企業・投資家への調査、取材、記事の執筆をフランスからリモートワークで行っている。

結婚後、フランスに移住。日頃よりギャラリーに足を運び、アートに触れているが作品の購入経験はほぼなかった。好きなアーティストはフランスの画家、彫刻家、映像作家であるニキ・ド・サンファル。

ANDARTでは《 Throne (g/p_pyramid) 》(名和晃平)のオーナー権を購入。

始めの一歩がこわかった。でもアートは身近な存在になりうる。

− いつ頃からアートに興味を持つようになりましたか?

幼い頃から両親の影響で、よく美術館に足を運んでいました。ただ、本格的にアートに興味を持ったのは2015年頃からですね。2015年に両親と南仏のニースに行った時にMAMAC(近代美術館)で、現代アーティストであるニキ・ド・サンファルの作品を見ました。その時から「現代アート」に興味が湧いたんです。

その後日本の新国立美術館でやっていた彼女の展示も観に行きました。その展示で鑑賞した他の現代アーティストにも興味を持ち、そのアーティスト達の展示に行き始めたのがきっかけです。

オーナー権を購入した作品が公共展示され、多くの人に見てもらえるのが嬉しい

▲フランスの野外公共展示で見たアート作品を紹介する藤野さん

− 「アート作品を共同保有できる」サービスANDARTの第一印象はどのようなものでしたか?

元々アートが好きなので、アート作品が購入できる新しいサービスはないか? と、アンテナを張っていましたが、実際に買う事に対しては、「買っても飾る場所がない」、「値段が高い」などのハードルを感じていました。

実は以前、アート作品を購入したことがありますが、飾り方がわからず結局物置で眠ってしまっているんです。その時に、作品は飾るまでが大変だということに気づきました。

そんな中で、気軽に「共同保有」という形で作品のオーナーになれるANDARTのサービスを知り、とても魅力的に感じました。素敵な作品を「保有」し、公共の場に展示し、色々な人達と感性をシェアできるサービスは自分が求めていたものと合致していると思ったんです。

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▲藤野さんがオーナー権を購入された名和晃平の《Throne (g/p_pyramid)》。GINZA SIXでの展示の様子。

− 実際にオーナー権を購入していかがでしたか?

私は、名和晃平さんの《Throne (g/p_pyramid)》のオーナー権を購入しました。こちらの作品は実際にルーブル美術館で観たことがあり、その存在感に驚かされ、「このアーティストの作品を買いたい!」と憧れていました。《Throne (g/p_pyramid)》は今、GINZA SIX内の蔦屋書店に飾られているんですよね。自分がオーナー権を所有している、自分の好きな作品が公共展示され、沢山の人たちに鑑賞してもらえるのは、素直に嬉しいです。友達や家族を連れて一緒に見に行きたいです。

アートの面白さをより身近に感じる人が増えていくと思います。誰でも気軽にアートを楽しめる環境ができていき、自分の周りでもアートの話が飛び交うのではないかと思うととても楽しみです。

また、自分以外にオーナー権を所有している人達と、感性をシェアしているという感覚もすごく魅力的です。

そして、ANDARTの仕組みによってアートというものに対して、当事者意識を持って関われるのも嬉しいですね。

投資という観点から見ると、何十万、何百万の若手アーティストの作品をいくつも個人所有するのは購入側からは金銭的にもスペース的にも負担が大きい上に、投資性は未知数となります。ですが、ANDARTなら、小口で様々な作品のオーナー権を購入する事ができるので、ある種のリスク分散にもなりますよね。1口1万円からという金額設定なので、リスクをそこまで気にすることなく、好きなアーティストを素直に応援したい気持ちを投資という形に変えることが気軽にできるようになると思います。

「感性のシェア」「分かち合い」がアートを楽しむ醍醐味

− ANDARTのサービスに今後どの様な事を期待されますか?

オーナーさん達との交流の場がもっと増えると嬉しいですね。

ひとつの作品に複数のオーナーがいるので、今後オーナー同士のコミュニティができていくと思います。

同じ作品に投資をしている者同士で、アートやその作品の魅力についてお互いがどのような感性を持っているのかシェアできる場が、増えるといいなと思います。

イベントなどもそのひとつですね。イベントで作品を展示いただき、その作品を目の前にして、たくさんのオーナーの皆さんと作品への気持ちをシェアしたいです!

アートを楽しむ醍醐味、そして魅力は、分かち合うことだと私は思っています。

また、今後若手アーティストさんの取り扱いも増えると嬉しいですね。若手アーティストが制作活動を続けられるように、応援したいと思っています。

− ありがとうございました!!