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ANDARTの「サービス外売却」とは? オーナー総会から売却までの流れを解説!

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2022年7月、アートの小口投資プラットフォームとして生まれ変わったANDART。基本的にはサービス内でコレクションをし、アート投資を楽しんでいただくことを推奨していますが、「この作品は外部に売ったほうがいい!」と思うこともありますよね。

そこでANDARTでは、オーナーの意向によって、取り扱っている共同保有作品を外部のオークションに出品したり、コレクターに売却したりする「サービス外売却」を行うことがあります。

この記事では、サービス外売却と、その前段階となるオーナ総会について解説します。

ANDARTオーナー総会とは?

オーナー総会のフロー
※総枠数100枠の作品をオークションで売却するケース

概要

「オーナー総会」とは、本作品ごとのオーナー権保有者全員により構成される意思決定の場として、本サービス上において当社を主催者として開催されるものをいいます。該当作品の保有枠1つにつき1つの議決権とみなされ、総議決権の90%以上の賛成をもって決議されます。

ANDARTで共同保有作品のオーナー権を購入すると、持ち分に応じてその作品の所有権を持つことができます。作品はANDARTが代理で管理していますが、サービスでの最低保有期間が経過した作品は「今後、作品をどうするのか?」を決める権利はオーナーにあります。

ただ、オーナー権を保有しているユーザーはひとりではないので、それぞれの意見を集めて意思決定をしなければなりません。そのために開かれるのがオーナー総会です。1枠につき1議決権が付与され、90%以上の賛成によって議案が可決されるしくみです。

開催の条件

  • 常設のオーナー総会の開催希望アンケートで単独又は複数で総議決権の50%以上を保有する共有持分権者から意見申出がなされた場合
  • またはANDART運営が必要と判断した場合

▼下記バナーより投票フォームに移動できます。

オーナー総会でやること

共同保有作品をサービス外の第三者に譲渡するかどうかの決議(基本的には、共同保有作品をオークションに出品して売却することを想定)

オーナー権販売開始から一定の最低保有期間を超えた作品に限って、外部に売却するという選択肢が生まれます。オーナー総会はそのための決議をする場です。

対象となる作品を保有している方は、マイページ(および作品詳細ページ)にオーナー総会開催を希望するかどうかの投票フォームが表示されます。開催を希望するオーナーの保有枠合計が総枠数の50%を超えた場合、総会が開催されます。

その作品のオーナーは、総会期間中、マイページから投票ができるようになります。総議決権の90%以上が賛成した場合、可決となります。

サービス外売却の流れ

実際にサービス外売却が可決されたら、作品やオーナー権はどうなるのでしょうか? ここではオーナー総会から利益分配までの具体的な流れを解説します。

例として、「ANDARTで共同保有し、最低保有期間が過ぎた総枠数100枠の《作品1》をオークションに出品するかどうか」を議案としてみましょう。

①オーナー総会の開催投票

開催を希望するオーナーの保有枠合計が総枠数の50%を超えた場合、総会が開催されます。

※オーナーの人数ではなく、枠数でカウントします。

【例】
総枠数100の作品のオーナーAさん(保有枠40)、Bさん(保有枠30)、Cさん(保有枠20)、Dさん(保有枠5)、Eさん(保有枠5)の場合
賛成:AB、反対:CDE → 開催(オーナーの人数は半数以下だが合計保有枠が50を超えるため)

▼下記バナーより投票フォームに移動できます。

②開催希望が50%超 → オーナー総会開催通知

下記の情報を含む開催通知がオーナー宛に送られます。

  • 売却の目的
  • 出品予定のオークション
  • 想定売却価格(各オークション会社のエスティメイトと、その妥当性に関する補足情報)
  • 売却価格確定日
  • 売却金額の送金日時

開催通知と同時に、オーナーはサイト上の専用フォームから投票できるようになります。

※正確を期するため、開催決定以降、その作品のオーナー権を会員間で売買することはできなくなります。(出品したオークションで作品が落札されず、投票無効となった場合は、会員間売買が再度解放されることがあります。)

③賛成が90%以上 → サービス外売却を進めることが決定

そのオーナー総枠数の90%以上が決議事項に賛成した場合、可決となります。投票の結果、賛成が90%に満たなかった場合は、サービス外売却は行われません。

※サービス外売却が実際に実現するかはオークション手続の成否等により左右されます。
※オーナーの人数ではなく、枠数でカウントします。
※期間内に投票しなかった場合は賛成とみなします。
※期間内であれば、すでに送信した回答を撤回したり変更したりできます。
※代理行使(他の人に自分の投票権を譲ること)はできません。

④ANDARTがオークションに代理出品

オーナーが議決した内容(開催通知に記載の情報)で、ANDARTが作品をオークションに出品します。

⑤落札 → 売却金額の送金

落札価格に基づいて、オーナーに売却金額の送金が行われます。なお、オークション出品で作品が不落となった場合、売却は行われません。

※落札された場合、売却代金からANDARTの手数料を差し引いた金額を、保有枠数に応じて送金します。

サービス外売却のメリット・デメリット

最後に、サービス外売却によってオーナーにどんなメリット・デメリットがあるのかお伝えします。投票の際の参考にしてください。

メリット

サービス外売却のメリット

  • 売却代金を得られる
  • 会員間でのオーナー権売却より高く売れる可能性がある
  • 作品の所有権を持つオーナーとして、作品の処遇を決める権利を行使できる

たとえば次のような場合に、サービス外売却という選択肢があります。

  • サービス内の価格30,000円に対してマーケット価格が50,000円になっており差が縮まらないため売却したい
  • サービス内の価格3,000円に対してマーケット価格も3,000円、かつマーケットが膠着状態でサービス内で売れづらいので、外部に売却して利確したい

デメリット

  • 作品を気に入っている場合でも所有権がなくなる
  • オーナー限定鑑賞会などでその作品を見る機会がなくなる
  • 売却時点で利確となるため、サービス内価格やマーケット価格上昇の可能性を捨てることになる

サービス外売却は、オーナーの皆様に作品所有者としての実感を持っていただき、選択肢を増やすための機能です。オーナー権保有や会員間売買も楽しみつつ、機会があればぜひ投票に参加してみてくださいね。

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文:ANDART編集部