
この人誰でしょう?アーティスト子供時代写真クイズ!
米国メディアのartnetでは、著名な海外アーティストの幼少期の写真をクイズとして公開しました。この写真はどんなに偉大なアーティストにも子供時代があり、皆同じように指で絵を描く時代があったことを証明しています。アーティストたちの子供らしくあどけない表情は、写真で見ると大人の姿と全然雰囲気が違ったり、答えを知ってから見るとどこか面影が感じられたりと様々。そこで、本記事でもアーティストの子供時代の写真をクイズ形式でご紹介します。
Q.1 この赤ちゃん、誰でしょう?

赤ちゃんらしい丸々としたフォルムに、むちむちの手と脚が可愛らしいこちらの赤ちゃん。少し上を見上げるまんまるな目がどこか面影を感じます…
どのアーティストか分かりましたか?
ヒントは、存命作家としてはオークション落札額最高額の記録を持つあの方です。
正解は…

アメリカの芸術家、ジェフ・クーンズです!
ジェフ・クーンズといえば、鏡面処理を施したステンレス製の彫刻作品を作ることで有名で、バルーンアートをモチーフにするなどキッチュな作品で話題を呼びます。2019年に鋼彫刻の作品《Rabbit》が、在命する芸術家としては史上最高額の100億円で落札されたことでも話題になった美術界の超重要人物です。現在ユニクロUTとのコラボレーション商品も制作されるなど、日本での人気も高まっている作家でもあります。
クーンズは9歳の頃から父親の影響で絵画に興味を持ち、オールドマスターの絵画をコピーしていたのだそう。
Q.2 可愛らしいお洋服を着たこの子、誰?

レースをあしらったトップスに、スカートというなんとも可愛らしいお洋服を着たこのお子さん。キリッとした目元と眉毛、大きめの耳がチャームポイントのようです。
誰だか分かりましたか?
ヒントは、「時空が歪んだような絵」を描くあの方です。
正解は…

スペイン出身の画家、サルバドール・ダリです!
ダリといえば、この重力を無視したダンディーなお髭が特徴ですが、子供時代は女の子と間違えてしまうほど可愛らしかったんですね!みなさん一度は教科書などでダリのぐにゃぐにゃに変形した時計の絵などを見たことがあるかもしれませんが、彼は常識にとらわれず、前衛的な表現をおこなうシュルレアリスムを代表する画家です。
裕福な家庭で育ったダリは意外にも厳格な父によって芸術的な野心を批判されていたようです。
Q.3 このブロンドの少年は誰でしょう?

美しいブロンドヘアをきっちりと撫で付け、上品な雰囲気を感じさせる少年。目が横長に鋭く、少年ながらどこか大人びた印象さえありますよね。
これは少し簡単かな?
ヒントは、ANDARTでも作品を取り扱っているあの方です!
正解は…

アメリカ出身のアーティスト、アンディ・ウォーホルです!
もうお馴染みのアーティストですね。2022年には京都で個展も開催されるので、今後もますます注目していきたいアーティストです。ウォーホルは「ポップ・アートの巨匠」とも呼ばれ、シルクスクリーンという版画の技法を用いて、アートを大量生産するという新しい価値観を作り出した重要人物です。
そんなウォーホルは子供の頃病弱で、家に引きこもっていた頃に様々なカルチャーに触れ、それがのちの芸術的才能のルーツにもなっているのだそう。
Q.4 このお子さん、誰でしょう?

子供ながら強い目力、そして少し大きくて太い鼻がチャームポイントのこのお子さん。他のアーティストの写真に比べて少し年季が入っている気がしますね。
誰だか分かりますか?
ヒントはギネス記録も持っているあのアーティストです。
正解は…

スペイン出身の画家、パブロ・ピカソです!
ピカソは生前78年間の画家生活を通じて約1万3500点の絵とデッサン、10万点の版画、3万4000点の本の挿絵、300点の彫刻と陶器を製作したとして、最も多作な画家としてギネスに認定されています。ピカソは本名がとても長いことでも知られていますよね。
ピカソの94文字の本名はこちらで確認↓
いかがでしたでしたか?偉大な作家にも当然ながら幼少期があり、皆同じスタートを切っていることを改めて実感できましたね。大人になってダンディな作家も、子供時代のキュートな姿を見るとなんだか親近感や愛おしさを感じられます。以上、アーティスト子供時代写真クイズでした!
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文章:ANDART編集部
参考:https://news.artnet.com/art-world/famous-artists-as-children-photos-2053531