自宅で楽しめる本格アート鑑賞

本記事では、ANDARTがこれまで公式Twitterで投稿してきた「自宅でも楽しめる本格アート鑑賞」の情報を改めてまとめたうえで新たな情報も追加して、ご自宅でもアート鑑賞を楽しめる方法をお伝えします。

①美術館の所蔵作品をオンラインビューイング


海外の著名美術館は、ARやGoogleのArts & Culture を活用し、オンライン上でも高画質のまま所蔵作品や館内を観覧することができるシステム(オンラインビューイング)をサイト上で公開しています。

【ルーブル美術館】

ルーブル美術館は館内をバーチャルビューイングすることができる機能を提供しています。

Google ストリートビューの仕組みを用い、カーソルをかざすとその方向に進み、館内を観覧することが可能です。
虫眼鏡ボタンをクリックすると作品のズームも可能、?ボタンをクリックすると作品の説明も。

【ビクトリア美術館(NGV)】

オーストラリアのビクトリア美術館では、同館で開催中のKAWSの個展を”KAWS:Companionship in the Age of Lonliness online”としてバーチャルで鑑賞できるサービスを公開しました。

全体マップから特定の場所をクリックすると、各展示作品に近づくことが可能です。
エントランスに展示された巨大なCompanion
下図の〇をクリックして、進む方向を選択することで館内を歩き回る疑似体験が可能です。

また、NGVではKAWSの本個展の作品のみならず、現地時間4月4日に現在同館で開催中のキース・ヘリングとバスキアの200点以上の作品展示のバーチャルツアーを行うことも追加発表いたしました。

【ニューヨーク近代美術館(MoMA)

MoMAはKeith Haring (キース・へリング)を筆頭とした現代アートの作品を多数所蔵していることで知られていますが、現代アートのみならずゴッホのような近代美術の作品もオンライン展示されています。サイト内で各作品をクリックするとサイズ、素材などの詳細を見ながらズームして作品を楽しむことができます。ストリートアートの元祖であるKeith Haringの代表的な作品やVincent Van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)の The Starry Night 等の名作を鑑賞することができます。

【アムステルダム国立美術館】

アムステルダム国立美術館はGoogle が運営するGoogle Arts & Cultureというアプリ内で館内のバーチャルビューイングを可能にしています。

アムステルダム国立美術館は独自で無料アプリも提供し、館内音声案内を日本語対応で聞くことが出来ます。

①アプリを起動
②ツアーを選択
③解説が始まる

【大英博物館】

大英博物館のサイトでは制作年の時系列に応じて作品を鑑賞することができます。AD1400(=西暦1400年) までスクロールすることで時代を遡り該当時代の作品を見たり、現代に戻して作品を鑑賞したりすることが可能です。黄色、オレンジ、緑、青の各ドットをクリックすることで各時代のアート作品や博物品を鑑賞することができます。

他にも下記美術館がオンラインビューイング機能を提供しています。

・ワシントン・ナショナル・ギャラリー

・国立現代美術館 ソウル館

・ベルガモン博物館

・J・ポール・ゲティ美術館 

・サンパウロ美術館

・ウフィツィ美術館

・オルセー美術館

・グッゲンハイム美術館

東京都写真美術館

日本でも臨時休館中の東京都写真美術館が学芸員による解説も含めた展示動画をYoutubeに公開し、開催予定だった「日本初期写真史 関東編」と「写真とファッション」の2展覧会の作品を学芸員による解説とともに楽しめます。

②最新のマーケットトレンドをつかめるオンラインアートフェア・ギャラリービューイング



新型コロナウィルスの流行により、「アートバーゼル香港」「アートフェア東京」「ART in PARK HOTEL TOKYO」「3331 ART FAIR 2020」等のアートフェアが中止または延期に追い込まれ、多くのギャラリーもアポイント制を導入しています。コロナの影響を受け、各ギャラリーはオンライン上でアートの鑑賞・購入を可能とする試みを開始させています。

【AFT Art Hunting】

日本最大のアートフェア「アートフェア東京」を主催する社団法人アート東京は、オンラインギャラリーモール「AFT Art Hunting」を開設しました。開催日時は3月24日~5月9日までを予定し、アートフェア東京に出展予定だった国内外のギャラリー70店以上と300以上の作品が展示され、購入することも可能です。

▼購入可能作家例

トム・サックス/菅 木志雄/ロイ・リキテンスタイン/バンクシー

▼購入可能ギャラリー例

小山登美夫ギャラリー/KOSAKU KANECHIKA

GALLERIES(ギャラリー)とARTWORKS(絵画作品)の各項目から作品を選ぶことができます。

【OIL by 美術手帖 ONLINE VIEWING】

美術手帖が運営するアートECサイト「OIL by 美術手帖」は、新型コロナの影響で中止となった種々のアートフェアに参加する予定だったギャラリーを募り、ウェブ上でアート作品の閲覧・購入が可能な「オンライン・ビューイング」を3/20(金)から4/5(日)まで開催します。50を超えるギャラリーが参加し、700点以上のアート作品が掲載されています。

【David Zwirner Viewing Room】

ニューヨークに本店を構え、世界を代表するメガギャラリーのひとつである「David Zwirner(デイヴィッド・ツヴィルナー)」のViewing Roomでは、オンライン上でアート作品を鑑賞したり、購入したりすることができます。4/3からは「Platform : New York」というタイトルで、新型コロナウィルスの影響で閉館している他ギャラリーも同プラットフォーム上での掲載を開始します。作品に関する問い合わせは各ギャラリーへ送られ、出展料や販売手数料はかからないとのことで、スピード感の速さや対応の広さからもアート界を牽引するリーディングギャラリーとしての姿勢がうかがえます。

③自宅で楽しめるアートアプリ


【Google Arts & Culture】 

アートを楽しむための種々の機能が無料提供されています。

・コラム

文字と画像でアートについてのコラムが種々掲載されています。Google翻訳機能を通じて日本語で読むこともできます。

世界で最も古いギャラリー

・Art Projector

ARを用い、自宅に絵画を仮想展示する楽しさを体験することができます。バスキア、ロイ・リキテンスタイン、ピカソ、マティスなど50作品からお好みの作品を選択し、実物大を自宅で体感することができます。

・Art Selfie 

自撮り写真を撮って、世界中の美術館や博物館のコレクションから自分に似た作品を探すことができます。

【Daily Art】(課金制)

世界70万人のユーザーが利用する、10ヶ国語で展開するアート情報アプリ。毎日、世界の芸術作品の解説とともに画像が自分の元に届きます。

④映画でアートを楽しむ


動画ストリーミングサービス上にはアートを題材にした様々な映画やドキュメンタリー映像があり、動画でアートについて理解を深めることもできます。

【Netflix】


【Amazon Prime】

このように自宅にいながらも各美術館、ギャラリーが提供するサービスを通じてアートを楽しむことは可能です。在宅推奨期間の楽しみ方のひとつとしてアートが選択肢に入り、アートがより多くの方にとって身近な存在となるきっかけになれば、と思いご紹介いたしました。

ANDARTでは、「デジタルアセットとしてアートを共同保有する」という新しい体験を通じてアート作品をより所有に近い感覚で楽しめるようサービス提供してまいります。